いえづくり計画⑪〜コンテナハウスの可能性〜

2024年3月22日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

 いえづくりコラムでは皆様のいえづくりの役に立つ情報を発信していきます。
第11回はコンテナハウスの可能性編です。
 コンテナハウスは、海上コンテナを再利用して建てられる住宅のことを指します。また当社の親会社の岡本銘木店では、木材を利用したコンテナハウスの事業展開も始めています。近年、その斬新なアイデアと持続可能性から、注目を集めています。ではその魅力と可能性について詳しくみていきましょう。

  1. 持続可能性の観点: コンテナハウスの建築により、リサイクルされたコンテナを使用するで廃棄物の再利用が促進され、環境に配慮することができます。省エネ設計や再生可能エネルギーの統合など、持続可能なライフスタイルを実現するための選択肢としても注目されています。

  2. 斬新なデザインとカスタマイズ性: コンテナハウスは、斬新なデザインやカスタマイズ性に優れています。複数のコンテナを組み合わせることで、独自の間取りや空間を創造することができます。また、外装や内装の仕上げにおいても様々なオプションがあり、ユニークな住空間を実現できます。

  3. コスト効率と迅速な建築プロセス: コンテナハウスは、従来の建築方法に比べてコスト効率が高く、建築プロセスも迅速です。コンテナは既製品であり、建築現場において組み立てるだけであるため、建設期間が短縮されることが特徴です。これにより、住宅需要の急増や災害復興などの緊急のニーズにも対応しやすくなります。

  4. 木造コンテナハウス:当社の親会社の岡本銘木店では、木造のコンテナハウス事業に取り組んでいます。海上コンテナのようにリサイクルではないのですが、岡本銘木店が住宅を建築する時に供給する木材のプレカットをコンテナハウス用に加工し、組み立てたものです。このコンテナハウスは、廃棄する時の環境負荷が海上コンテナと比べると少なくなります。下記の写真は岡本銘木店の住吉倉庫の事務所として建築したものです。ちなみにエアコンはもちろんトイレもついております。

 コンテナハウスは、その持続可能性、斬新なデザイン、コスト効率の面から、住宅産業に革新をもたらす可能性を秘めています。ちなみにコンテナのサイズによっては動産物として扱われて建築確認申請が不要になることもあります。広い庭がある方は、コンテナハウスをおいて秘密基地にできるかもしれません。将来的にはさらなる進化が期待されるこの住宅形態について、注目していく価値はあると思います。