土用の丑の日
2025年7月19日 更新
毎年夏になると話題になる「土用の丑の日」。スーパーやうなぎ屋さんがにぎわい、香ばしい匂いに誘われるように多くの人がうなぎを楽しみます。
土用とは、季節の変わり目にあたる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前にそれぞれ存在します。なかでも夏の土用の丑の日は、特に注目されるイベントになっています。
「丑の日」は十二支で日付を表したもののひとつ。つまり「土用の期間中に訪れる“丑の日”」が、「土用の丑の日」です。
うなぎはまだまだ価格も高く高級食材ですがそんなうなぎの養殖技術は、近年大きな進化を遂げています。特に注目されているのが、完全養殖と呼ばれる技術です。これは天然の稚魚(シラスウナギ)に頼らず、卵から成魚までを人工的に育てる方法で、持続可能な水産業の鍵とされています。
完全養殖は、天然資源への依存を減らし、絶滅危惧種であるニホンウナギの保護にもつながります。さらに、廃水処理や過密養殖の問題にも対応する技術が導入されており、環境共生型の養殖として注目されています。
私たちが食卓で口にする一切れのうなぎ。その背景には、命と技術、そして自然との調和を目指した多くの努力があります。美味しさだけでなく、環境への優しさも選べる時代、それが完全養殖の意義なのかもしれません。
今日は土用の丑の日!言われて気付いた私ですが大工さんから暑気払いにうなぎをいただきました!
土用の丑の日にうなぎをいただき、感激と共に「健康を気遣う心」や「季節を分かち合う心」
が伝わってきます。今年の夏も暑さが厳しいでしょうが暑さも吹き飛ぶような元気をもらいました。