大屋根リング
2025年9月18日 更新
関西万博が開催されて早4カ月が過ぎてしまいました。4月の中頃に初めて見学に行った時には全部のパビリオンの外観も見れていなかったし、ましてや内部の展示内容等は、ほとんど見れていませんでした。会期の終了までにはせめて2,3回は行きたいと思っていました。夜のドローンショーや夜景も良かったと見学に行った人に聞くと余計に行きたくなります。夏の暑い日中を避けて涼しく見学できる時候になりましたので、時間つくって行って来ようと思います。
初めて行ったときに印象に残ったのは、やはり大屋根リングです。建築の仕事をしているからかも知れませんが、木造建築では最大の規模に圧倒されました。万博が終わっても一部残そうとされる事もよく理解できます。前回の吹田の万博で印象に残ったのは、鉄骨のボールジョイントで造られた大屋根でした。
太陽の塔を囲むように造られた屋根は今でも記憶に残っています。残念ながら屋根が残らず太陽の塔が記念に今でも当時の面影を残しています。大屋根リングを今回の万博の記念として残す為には、木造ですので防腐や防食対策が必要になると思います。50年100年と時代を超えて残す為の技術も開発されて現代の建物に反映されると思います。
万博で展示されている内容も面白いものが沢山あると思いますが、各パビリオンの外観も私には興味があります。実用性や経済性等あまり考えないで、各国の特徴や考え方を建物を通じて表現しようとしていると思います。次回に会場に行くときには、パビリオンの外観だけでも、しっかり見てこようと思います。どうせ入館できるのは2,3のパビリオンに限られますので外観を見学できる時間は十分取れると思います。次回に行けるのを楽しみにしています。