住宅ローン金利の動向

2023年5月30日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

最近銀行の住宅ローンの担当者と話す機会があり、驚いたことがあります。
 
なんと固定の住宅ローン金利が2.5%くらいになっているとのことでした。
ちょっと前まで半分くらいの金利だったと記憶してますが、ここまで上がったのかと。
逆に変動金利は今まで通り、0.45%〜らしく、大きく差が開いてきております。
固定ローン金利は10年国債に連動しますが、日本銀行が昨年12月にYCC(イールド・カーブ・コントロール)の政策を変更したことが大きく影響しています。(以前書いたこのブログも参考ください)
 
日本銀行は長期金利を円滑に操作するため、指定した利回りで10年国債を無制限に買う指し値オペを政策手段を実施してますが、この利回りの上限と下限が±0.25%だったのが、昨年12月に±0.5%に変更しました。
これにより10年国債利回りは当然0.5%近くまで上昇し、結果的に固定金利は上昇してきております。
 
日銀の政策変更の影響が身近に感じられる瞬間でした。
 
変動金利は日銀の政策金利と連動しておりこれは-0.1%というマイナス金利を貫いているので、
こちらには影響しておりませんが、日本人の住宅購入者の約7割が変動金利でローンを借りているので、
ここが変わってくれば大きな影響がでることになりますが、ここには日銀も着手できないのではないか、と私は思ってます。
変動金利が上がれば住宅ローンを返済できない人が出てくる可能性があり、また住宅購入希望者も減って、日本の経済は悪化することになります。
ただし、マイナス金利の状態が世界的にみて異常な状態であり(世界の主要国の中で日本は唯一マイナス金利を維持)、いつかはこれに終止符を打つとは思うのですが、どのようにその状態に持っていくのか、、私には全くわかりません。。
 
*写真は最近完成した滋賀県大津市国分1丁目分譲住宅の写真です。
 

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