100年住宅
2025年5月2日 更新
100年住宅と言われて久しいですが、住宅を100年持たせようと耐久性や耐震性を強固にして長持するように、長期優良住宅と言う基準を造り税制等も優遇して新築住宅を建ててきました。私も木造住宅は今までのように40年も過ぎれば建て替えた方がいいだろうと思っていました。良いものを長く大切に使う事は今からの時代に合った考え方だと思います。しかしよく考えると100年持つ住宅は生活する人も何代か変わって行くことです。代替わりの時にリフォームをする以外に日常の営繕仕事も、いろいろあると思います。
住宅を建てた会社は100年間リフォームや日常の営繕仕事を面倒見れるに越した事は、ないように思いますが何せ長い年月ですので社員も何代にも渡って引き継いでいかないと、いけません。会社が存続するかどうかも怪しいものです。しかし今、私に出来る事は、日常の営繕仕事やリフォームを頼んで来られた、お客様の依頼に精一杯答える事だけです。
この頃、日本の人口が毎年80万人位減少しているというニュースがよく流れいます。人口が減るということは人が住む家も減っていると言うことです。テレビ番組でポツンと一軒家と言う番組がありますが地域の住民が減り人が住まなくなった家がその周辺にいっぱいあります。大阪や東京等、大都市以外の地方都市では今建てた、100年住宅は100年後も人が住んでいるんでしょうか?