年に一度の宴
2024年10月11日 更新
先日、出雲大社に行ってきました。
出雲市から松江市と、そこから境港市への行程です。
数年前から、私、姉、妹と、その連れ合いの6人で年に一度、兄弟会と称して一泊二日の小旅行に行っています。以前は正月、お盆、GWは日程を合わせて実家に帰っていたのですが、両親が他界し実家に揃って集まることが無くなった事と、父が亡くなる前日に、私に電話を架けてきて、「兄弟3人仲よーせーよ」と言ったのがきっかけです。
実は父たちが、6人兄弟で兄弟会として、旅行をしたり、食事会をしていたのを知っていたので、真似ている次第です。
景勝地や史跡も廻りますが、温泉につかり、お酒を酌み交わし楽しく過ごすことが大事な時間です。出来るだけ長く続けて行きたいと思っています。
先ずは出雲大社にお参りすることにしたのですが、少し下調べをしていましたので、出雲大社の前に、稲佐の浜で集合です。稲佐の浜の砂を一握り採って袋に入れ、「神迎の道」を通って大社に向かいます。神在月(他の地域では神無月)の際、神様をこの稲佐の浜でお迎えをし、神様が神迎の道を通って出雲大社に集まられるのそうです。
出雲大社に向かいお参りをします。出雲大社でのお参りの作法は二礼四拍手一礼で行なうのだそうです。年に一度の大祭(名前は忘れました)は二礼八拍手一礼をするそうです。
それと、大国主大神は本殿の正面ではなく西を向かれているそうです。その上、御神座との間は板で隔てられているそうです。本殿正面からお参りした後左回りに回って、西側の拝殿場所から、もう一度大国主大神を正面からお参りさせて頂きました。その途中で、稲佐の浜で採った砂を素鵞社に納められている砂と交換する形で頂いて帰り、家の周りと畑に蒔きました。「お清めの砂」と呼ばれ、邪気を祓い幸福を招いてくれると云われています。
お昼はもちろん出雲そばを頂きました。お店はどこもいっぱいで、やっと順番が回ってきました。幸運なことに私たち6人分、おそばが売り切れでした。もし足らなかったら壮絶な争奪戦だった事でしょう。
その日は早めに宿に入り、温泉を楽しみ、美味しくお酒を頂いたのは云う迄もありません。
次の日は、松江城を見学し、お堀の遊覧船に乗り、境港で新鮮な海鮮を堪能して大満足で帰路につきました。
境港に向かう途中に、TVコマーシャルで有名になった、ベタ踏み坂と言われる橋を渡りました。プロのカメラマンの技術はすごいと感じ入りました。
来年は、四国の有名な温泉地に決まりました。
その日を楽しみに一年間一生懸命働かせていただきま~す。
早瀬でした。