長持ちするすまいつくり

2023年1月6日 更新

浅野覚

大阪本店

いろいろな物が値上がりしだして、かれこれ2年が過ぎようといています。

この20年間のデフレが嘘のように、いっぺんに何もかもが値上げです。建築資材も同様に天井が無いように値段が上がっています。2025年に予定されている万博の工事も、価格が折り合わず入札が不調に終わるような結果が報道されています。

 住宅のほうも、断熱性能の向上や、省エネルギー機器の採用、耐久性の向上等、価格を押し上げる要因が多数あるうえ、コンクリートや鉄筋、木材等全ての資材が値上げになっています。これからは、各職人の手間賃が上がってくることは、目にみえています。

住宅の価値も価格ばかりでは、無くなってきています。

 高価格の住宅をより有効に使うには、長持ちさせる事に尽きると思います。木造住宅の耐用年数は、40年程と思われていますが、今、良く言われる高耐久の100年住宅が住宅の価格の値上がりによって現実的になってきています。本当に100年持つ住宅を建てるために考えなければならないことは、広い範囲に渡っていると思います。

 生活習慣の変化や、世代の交代、設備機器の劣化や、より便利な機器への取替え等、いろいろな変化に対応が可能な高耐久の構造体、変化を想定した設計等、住宅本体に求められる事や、中古住宅の価値が認められるような中古住宅市場、住宅ローンの延長など建築業者だけでは解決できない事もあります。価格高騰の中、やはり割安感のある、長持ちする住まいつくりに努力していきたいと思います。

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