近畿木造住宅協会の総会

2022年6月16日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

 今月6/7に弊社が所属する、「一般社団法人近畿木造住宅協会」という関西の工務店サポートをしている団体の総会に参加してきました。この団体は主に地域型住宅グリーン化事業の補助金申請を主な活動としております。

この国土交通省の事業では、我々のような地域工務店が省エネルギー性能や耐久性等について一定の基準を満たす木造住宅を建てることで、お施主様に最大190万円の補助金がおります。(令和4年度に申請した場合。グリーン化事業の詳細はこちらから

そして近畿木造住宅協会では工務店が申請するその補助金の申請窓口として12年前に設立され、今では92社の会員工務店、19社の賛助会員(建材メーカーや商社など)、そして推進会員である弊社の親会社である岡本銘木店で構成される団体となりました。また設立時よりこの団体の会長は弊社顧問の佐藤が務めております。現在はグリーン化事業の申請業務以外でも定期的なセミナー等を通して、会員工務店に対して情報提供を行っております。

 そんな近畿木造住宅協会の総会ですが、コロナにより2年連続リモートでの開催だったのが、今年はリアルでの開催となりました。総会では一年間の活動や経理の報告をして議案に対して決議を取るのですが、総会後に毎回ゲストスピーカーとして著名人をお招きして講演会をしております。今回は同志社大学にて外交史・安全保障政策論を専門とされている村田 晃嗣教授をお招きして、「激動する国際情勢と日本の課題」というテーマでお話いただきました。

テレビの討論番組等で知名度が高い村田教授の話を聞きたいと思われる方も多かったのか、総会当日は64名に参加いただき、大盛況でした。

会場は満員に

 村田教授はスライド等は用意せずほとんど原稿も見ないでお話されていたのですが、ロシアのウクライナ侵攻についての話を中心に、大変分かりやすく解説されました。一番印象的だったのは、今回の侵攻で中国の世界での立ち位置に変化があった、というお話で、中国はロシアに同調するような態度を取りヨーロッパと対峙したことで、ヨーロッパからはロシアと同じく「基本的人権を踏みにじる国」というような見られ方をするのではないか、ということでした。ヨーロッパにとって基本的人権というものが非常に重要な価値観だけど、中国はこれを軽視したことでヨーロッパというビジネスにおける市場を失うことになり、これは大きな打撃になるだろう、という見方をされていました。この侵攻がロシアとウクライナだけの問題ではなく、民主主義国家と覇権主義国家の問題になり、今後の世界はどうなっていくのだろう、と不安にもなりましたが、大変勉強になりました。

全身白のスーツでお洒落だった村田教授

 

 講演会後は、懇親会で会員間での情報交換です。ちょっと前までバイキング形式はNGですが、やっと解禁されてきてますね。他の工務店の現状が聞けてとても有意義な時間でした。

久しぶりの近畿木造住宅協会の総会でしたが、終わった後に爽快な気持ちになり、今までコロナで制限されていた「人が集って話す」という行動は人間が生きていく上で重要なのだな、と感じました。

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