工事のお話第5話

2021年10月15日 更新

橋本匡清

滋賀支店

今回は滋賀支店の橋本が担当します。

前回は、基礎工事の捨てコンクリートに墨出しをして外周の型枠を建て込んで鉄筋を組み、給排水設備工事のスリーブベント管設置まで挙げさせていただきました。

今回も少しずつですが工事の流れなどを挙げさせていただいています。

 

ベタ基礎のコンクリートは一般的に2回に分けて打設を行います。

まずスラブコンクリートと言われる土間部分のコンクリートを打設します。このコンクリートはレディーミクストコンクリートといいまして現場では生コン(生コンクリートの略)といいます。またコンクリート打設のことを生コン打ちといいミキサー車のことも生コン車と呼びます。

完成してしまえばどれも同じに見えるコンクリートですが、強度・※1スランプ・粗骨材の最大寸法・セメントの種類・水セメント比 等の仕様内訳があり、コンクリートであれば何でも良いという訳ではありません。また打設する時期(打ち込み~28日後までの期間)の予想平均気温(0℃以上8℃未満・8℃以上・25℃以上・25℃超)によって、打設強度に温度補正値をプラスしないといけないのです。

 

※1スランプとは…コンクリートの流動性を示す値で、スランプコーンといわれる計測専用のカップに生コンを詰めて逆さまにして引き抜いた際にどれだけ下がるかを計測した数値のことです。一時的に調子がでない不調な状態を意味するスランプではないですよ。

スラブコンクリート打設完了後の写真です。

通り直し、対角寸法確認済みです。

立ち上がりコンクリート打設及び※2天端レベラー流し込み完了の写真です。

アンカーボルト位置確認、各通り直し、対角寸法確認済みです。

 

※2レベラー…基礎の立ち上がりの天端を水平にするのに用いるセルフレベリング材のことです。特殊なセメントと混和剤を配合した粉末状のもので、水で攪拌してドロッとした液体状にしたものを流し込むと自然と水平になってくれる優れものです。

養生期間(セメントの種類・平均気温によって期間が違います)をおいて型枠を外し、埋め戻し、整地をして基礎工事完了です。

毎回きれいに仕上げていただき職人さん達に感謝です。

 

今回は以上です。