ウイリアム モリス展

2021年8月20日 更新

佐藤朋子

大阪本店

奈良県立美術館にウイリアム モリス展を見に行ってきました。

ウイリアム モリスは19世紀のデザイナーで〔モダンデザインの父〕と呼ばれた人です。

彼の壁紙やファブリックは植物の模様がベースとなっていて 非常に緻密できれいな色彩が使われています。

今でも高価ですが 素敵な壁紙やファブリック(敷物、タペストリー等)が売られています。

19世紀は産業革命野結果として大量生産による安価で 粗悪な商品があふれている状況を批判して 彼は生活と芸術を統一して 中世の時代に使われていた手仕事の生活用品を日常に取り入れようとしたそうです。

しかし こういったものは高価になってしまい結局 裕福な階層しか買えなかったといことでした。

ベターホームでも無垢にこだわって 材木屋から出た原点にもどって家の提案をしていますが やはり板を使うということは高価でもあり 手間代もかかります。

しかし 安価を追究すると そこには耐久性や 味のある住宅はできないと確信しています。

生活の中に こだわりをというウイリアム モリスの精神を受け継いでいきたいものです。

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