七夕まつり

2021年7月7日 更新

早瀬淳

大阪本店

🎼 ささのは さらさら 〇〇〇にゆれる ♪

 

 〇〇〇に入る歌詞をお答えください。

 

 先日、テレビでクイズ番組を見ていたら、こんな問題が出ていました。

 残念ながら正解者はいませんでした。

 「のきば」にゆれるです。私は何とか思い出し正解しましたが、子供のころから、ただ歌詞として歌っていただけで、「のきば」がなにかは気にも留めていませんでした。

 のきばは、軒端です。軒は屋根が建物の壁よりも出ている部分。

雨宿りするのが軒の下「軒下」。軒端は字のごとく、軒の端っこ「軒先」。

 今では、敷地の条件、予算やその土地に建てられる建物の大きさの規制などにより、総2階の建物が多くなり、軒がある家が少なくなりました。

 昔は、七夕の夜には軒端で笹の葉が風に揺られている様子を、浴衣姿で団扇を扇ぎながら、昼間に井戸で冷やしたスイカをたべながら、眺めて涼をとっていたのでしょう。風情がありますね。

 

軒端、軒先は建築でよく使う言葉ですが、日常ではあまり出てこない言葉です。

 建築用語にはこれと同じように、普段はあまり使わない言葉、面白い言葉がたくさんあります。

 例えば、屋根周りだけで言うと「雀口」「鼻隠し」「母屋」「垂木」「ケラバ」…etc

インターネットで建築用語集と検索するといろんな用語が出てきます。

結構、面白いですよ。一度試してみてください。

 

 ついでに、

♩♬♩ お星さま きらきら 金銀 すなご

 すなご とは、なんでしょう。私は、金銀つなご と、歌詞じたいを間違えて覚えていました。

 すなごは、「砂子」です。金箔や銀箔を砂のように粉にしたもので、襖や色紙の装飾などに使われます。

 金箔や銀箔の粉を星に見立てて星々が光輝いている様子を表しているんだそうです。

 

またまたついでに、次の歌詞が 五色の短冊ですが、五色それぞれに意味があるそうです。

中国の五行説(満物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説)からきているそうです。

 

 ・青色=木=徳を積む。人間力を高める。

 ・赤色=火=父母や先祖への感謝の気持ち。

 ・黄色=土=信頼。友人、知人を大切にする。

 ・白色=金=義務や決まりを守る。

 ・黒色=水=学業の向上。

 

 皆さんは何色の短冊に願い事を書いて笹に飾りましたか。

 願い事が叶いますように。

 

七夕の思い出が一つあります。小学1年生の時、クラスで笹に飾りをして、

みんな1枚ずつ願い事を書き、歌をうたってお祭りをした後に、砂浜まで行き、

七夕飾りを海に流しました。瀬戸内の島生まれでしたので。

 でも、今は海に流したら怒られてしまいますね。