高知木材市場での木材買付

2021年7月13日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

 先日高知の木材市場に行ってきました。市場と聞くと、中央卸売市場で水産物を中心とした食品を業者向けに販売している場所、というイメージが湧いてきますが(私だけかもしれませんが。。)、木材を業者向けに販売している市場もあります。

 今回行ってきたのは龍馬木材市場という木材の製材品を取り扱う市場でした。ちなみに製材品を扱う製品市売市場は全国に274市場あるみたいで、龍馬木材市場はその一つです。

 今回木恵で使用しているカウンター等に使用する一枚板を購入すべく、滋賀支店の土屋、兵庫支店の小寺と共に、車で4時間半かけて高知までやってきました。市場には一枚板、構造材、造作材など全国から取り寄せた様々な樹種の木材が並んでいました。ただし今回はウッドショックの影響により構造材は少ししか出ておらず、いつもぎっしり木材が並んでいる倉庫はスカスカの状態に。外国から木材が入ってこないことにより国産材の需要が急激に上がっており、取り合い状態になっていることが見て取れました。

スカスカの状態の倉庫

 

 セリは朝9時から始まり、セリ子が倉庫を一周して市場に出品している全ての材木に値付けしていきます。セリ子とは市場の来場者(買付業者)に対して、製材業者が出品している木材を競売する役割を担う人のことです。セリはセリ子が予め決められている売出し価格を呪文のように唱えて、そこからオークションが始まり、最高値を言った人が購入権を持つという魚や美術品などの競売と同じ流れです。

セリの様子。青い服を来た人がセリ子

 

 来場者は自分が欲しい木材の前で待っている人、セリ子にずっとついてまわる人等様々ですが、今回ウッドショックの影響で柱など国産の構造材の競売では多くの人が集まり、価格高騰前の2倍、3倍の価格に跳ね上がっても購入希望者は多く、すぐに売れてしまいます。海外から材木が入らなくなり国産材の需要増えて価格が高騰している、と業界新聞では情報がありましたが、それを目の当たりにしました。

 我々としては来場目的であったウォールナット他木恵で使用する一枚板を数枚購入することができました。龍馬木材市場を訪問後、木恵で使用している桧の床材を製造している工場にも訪問しましたので、またそれは別の機会にレポートします。

 

購入したウォールナットの一枚板