建築士の仕事
2021年5月21日 更新
建築関係の国家資格として1級建築士、2級建築士、木造建築士等、建築物の構造や規模に応じて設計、工事監理が出来る範囲が定められています。
建築物を建てるためには、施工主から建物を建てる目的や規模、予算等を聞取り法規、構造施工主の希望に適合した建物を設計する仕事、その建物を設計図通りに建てる仕事、建物が設計図通りに建てられていることを確認する仕事等、大きく3種類の技術者が協力して工事を進めています。
設計をする建築士、施工をする建築士、施工監理をする建築士、同じ建築士中でも仕事の内容はそれぞれに違っていて、全ての仕事をこなせる建築士は、なかなかいません。建物の構造で鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造等とありますが、これも又全ての構造や施工方法に精通している建築士は、少ないのが現状だと思います。そのような中でひとつの建物を建てるために、それぞれ得意分野の建築士たちが協力し合って仕事をしています。もちろん工事に係わる職人さんの協力も大切なことです。
注文住宅や住宅のリフォームに係わる建築士は、建物を建てる技術的な仕事も必要なことですが、高額な住宅や住宅リフォームを注文して頂くわけですので、出来上がった住宅や住宅リフォームが、お客様に金額以上に満足して頂かなければ、ならないと思います。その為には、建築の技術者の仕事と同等にサービス業に携わっている人たちのお客様に接する心構えや言葉使い服装等、学ばなければいけない事も多数あると思っています。
工事現場の目標は、「安全、品質、工期第一」ですが、それに以上に注文住宅、住宅リフォームでは「お客様満足第一」が大切だと思います。目標を達成するため、一軒一軒のお客様に喜んで頂けるように、日々の仕事を頑張っていきたいと思います。