2026年建築資材急騰
2026年4月3日 更新
建築資材がまた上がっています
2026年に入ってから、建築資材の値上げがまた続いています。
「またか…」というのが正直なところですが、いよいよ無視できないレベルになってきました。木材・鉄・断熱材・サッシなど、ほぼ全部の資材が10〜20%ほど上がっています。
一部の資材は40〜50%上がったという話もあり、着工前の物件を抱えていると、なかなか厳しい状況です。戸建ての場合、原価が数百万円単位で動くことも珍しくありません。
「去年と同じ仕様で建てたのに、今年は原価が100〜200万円違う」というケースも普通にあります。
建設資材高騰の主な原因は、
・ウッドショック・アイアンショック(コロナ禍の需要増と供給制約)
・ロシア・ウクライナ戦争(資源価格高騰)、
・深刻な円安(輸入コスト増)、
・燃料費・電気代高騰、世界的な建設需要増、
・職人不足と労務費上昇
これらが複合的に絡み合っています。これら物価高の要因は単独ではなく、複数の要因が相互に重なり合うことで価格を押し上げているのです。
どれか一つではなく、全部が重なっているので、値上げが止まりません。
キッチン、トイレ、ユニットバス、サッシ、水栓金具等の住宅設備メーカーも軒並み値上げしています。特に水栓金具は15%前後の値上げが多く、「え、こんなに変わるの?」と驚くこともあります。
法改正で“価格変更の協議”が義務化
2025年末の建設業法改正で、資材高騰による契約変更の協議が義務化されました。
つまり、「契約後に資材が急騰した場合、工務店側から協議を求められる」という仕組みが整ったわけです。
工務店としては非常に助かる制度ですが実際には施主との信頼関係が大前提です。
今後の見通し
残念ながら、2026年は“下がる”というより、高止まり〜微増(3〜5%)が続くと言われています。「もう少し待てば安くなるかも」という期待は、今のところ持ちにくい状況です。
資材高騰は、工務店だけの問題ではなく、これから家を建てる方にも直接関わってくる話です。私としては、「建てるなら、早めに動いた方がリスクが少ない」というのが正直なところです。







