10坪の家ブーム到来?

2022年4月13日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

 昨日出身大学の住宅・不動産関連業界に従事しているOB/OGが集まる会合に参加してきました。コロナ以降、会合はキャンセルになったりZOOMでやったり、とリアルで集まって参加という機会はなかなかなかったのですが、コロナ対策を施した上で開催してました。

 そこで色々と現在の不動産業界の動向を聞いてきたのですが、10ヶ月程前にブログで記載した状況とあまり変わっておらず、やはり大阪の北摂では中古マンションが全然売りに出ていないといった話を耳にしました。

 そういったお話を聞いている中で一つ印象深い話がありました。ある方に、「最近の不動産販売の状況はどうですか?」と聞いたところ、

「最近10坪ブームが来てます。」

とのこと。詳しく聞いてみると、最近大阪市内で(建坪で)10坪くらいの戸建住宅を購入するお客様の仲介が続いている、ということでした。

 一般的には30坪前後の住宅が多いのですが、その1/3の大きさ(約33㎡)ということで、一人で暮らす方が購入するのかな、と思いきや、夫婦や子供がいる場合もある、とのことでした。その後気になって調べてみると、最近では必要最低限のモノしかもたない方や広い家の掃除や管理を億劫だと感じる方が増えてきていて、敢えて10坪程度の家に住みたいというニーズがあるようです。

 この10坪程の空間で生活する、というのはアメリカでもちょっとしたブームがあるようです。現在世界一の大富豪であるイーロン・マスク氏も住むと話題になった量産型のプレハブ住宅も10坪程度の広さですが、これが2021年10月の受注開始以来、全米50州から7万件以上の注文が入っているようです。このプレハブの特徴として、機能性を重視して、生活しやすさやデザイン性を追求していることが挙げられるようです。

 以前弊社小寺がミニマルな暮らしについてブログで書いてましたが、最近の平屋ブームは上記のような背景もあるかもしれません。ということで平屋の話になりましたので、告知させてください。

4/29(金)~5/4(水)の期間で、以前よりブログでも取り上げていた「木恵平屋」@多可町のオープンハウスを開催します。詳細はお知らせやモデルハウスのページにまたアップします。

皆様、GWの期間ですが、是非遊びに来てください!!

追記:モデルハウスの詳細情報及び予約ページを更新しました。

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