石部宿沿いの家
2023年10月20日 更新
長かった夏が、やっと終わりを迎え、季節は一気に冬に近づきつつあります。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
食欲の秋
読書の秋
スポーツの秋
やはり僕的には芸術の秋、でしょうか (‘ω’)
最近、中庭がある
京町家風の、建物に興味津々です。
というのも、
旧東海道 の石部宿沿いの立派な建物が建っている一区画を購入したからです。
石部宿とは、
東海道51番目の宿場で、伊勢参宮街道との分岐点として多くの旅人で賑わっていました。
(出展 滋賀・びわ湖 観光情報 https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/904/)
その通りを歩くと、町屋の趣のある建物があります。
そんな伝統が残る通り沿いに、新しい家を建築します。
きれいにされていて、そのまま建物を利用できないか考えましたが、
残念ながら耐震性と断熱性が今の基準とは合わず、
解体して、新築することを選びました
本社の建築士と共に、プランの作成をしました。
幅7.4m 奥行25m の細長い土地です。
両側に家が建っているので、中庭から光を取り入れます。
設計するとき、ある程度できたら、
スタッフの女性たちや大工さんに見てもらい、意見をいただいています。
家の配置は、駐車4台できるよう 前面を広くとります。
中庭を囲むように、
LDK、サニタリー、独立した部屋を配置します。
LDKは広い空間として。
浴室から中庭を望めるように。
独立した部屋は、家族の気配を感じながら、静かに過ごせるように。
キッチンの横に、
ウォークインクローゼットと家事室 兼パントリーを。
キッチンの勝手口から、スムーズに物干しスペースへ。
仕事から帰ってきた家族が、ソファーに座って、
撮りためたドラマを見ながら、至福の時間を過ごしていただけることを想像して、
家づくりをしています。
現況写真
この通りには、町屋風の家が残っていて、風情を出しています。
町屋は奥深いですね。建具のデザイン性の高さ、同じような木材でも微妙な質感の違い、色使いなど、、、、美しいです。
そこから着想を得て、現代的な資材で家を作ります。
家の正面は、防犯やプライバシーに配慮して窓を少なくしています。
キッチンの横に、WIC と家事室 兼 パントリーを設けました。
また、キッチンの勝手口から、さっと物干し場へ。
中庭を囲むように、LDK・サニタリーゾーン・独立した部屋になっています。
中庭はプライベートなくつろぎの空間になるでしょう。
2階の寝室の大きな窓から、中庭と旧東海道を見通せます。