家を建てるときの儀式
2022年4月22日 更新
こんにちは!今回は兵庫支店のグエンタンビンが担当します。
今年1月に兵庫支店がお客様新築工事の地鎮祭をしました。
建物を建て始める前に行う儀式です。
地鎮祭とは、新しく建物を建設する前に行い、そこで安全・安心に暮らしていけるよう願う儀式です。新しくその土地に建物を建築すること、そしてそこに住むことを神様に報告します。地鎮祭には、主に以下の3つの意味があるといわれています。
・その土地を守っている氏神様に土地を利用する許可を取る意味
・工事の安全を祈る意味
・住む人の繁栄を祈る意味
建物を建てる際の儀式はほかにもあります。
地鎮祭以外にも、家を建てる際の儀式として「上棟式(じょうとうしき)」があります。別名として、建前(たてまえ)と呼ばれるものです。
上棟式は、木造建築で骨組みが屋根まで組み上がったことを祝う儀式です。木造建築では一般的に、基礎を作り、その上に柱や梁などを立て、最後に屋根の骨組みを組みます。屋根の最上部の棟木がついたことは、家の骨組みが完成したことを意味して、これを祝う儀式なのです。
上棟式では、棟梁が仕切り、建築にかかわる人々が乾杯をします。また、屋根の上からお餅やお金を撒いたり、業者や大工さんなどの関係者にご祝儀を配ったりすることもあります。
戸建て住宅でのお餅を撒いたりなどの上棟式(建前)の風習は、現代ではあまりないようです。
木造建築の技術を勉強したいから私は日本にいる間に色々な伝統を見たいです。