岡本銘木店の丹波篠山工場

2023年2月28日 更新

佐藤拓哉

大阪本店

 先日当社の親会社である岡本銘木店が丹波篠山市にて新たなプレカット工場を開設して、そのお披露目会がありました。

 プレカット工場とは、木造住宅を建てる際に現場での大工の作業を減らすために骨組みとなる木材を工場で加工する(プレカットする)工場のことです。ベターホームの住宅は100%岡本銘木店にてプレカットされた木材を現場にて組立てて上棟しております。岡本銘木店は35年前に兵庫県の三田市にて関西では最も早くプレカット工場を開設し、以降近畿エリアにプレカットされた木材を供給してきました。

 その三田工場の機械や建物の老朽化のため新たな工場を開設すべく、土地を探し始めたのが2年半くらい前で、そこから土地の購入、造成、建物の建築、設備の搬入等を経て、先日テスト加工も終えて、そろそろ本格稼働を迎えます。

 この丹波篠山工場の特徴は建物がすべて木造建築であることです。特に横架材棟という梁や桁といった木材の骨組みの横の部分を加工する機械がある建物は2800㎡の大きさなのですが、これは弊社が一般の住宅を建築する時に使う大きさの木材を主に使用して建築されました。防火の関係により建物の中に入っても、それが木造かわからないくらい木材が隠れてしまってますが、骨組みの状態の時にその使用されている木材の量はなかなか圧巻でした。

骨組みの状態の横架材棟

 

 この丹波篠山工場の建築にあたって、当社の浅野を中心として設計事務所、家屋調査士、建築会社や各工事業者等と連携を取り、倉庫 (662.48㎡)が2棟と横架材棟(2,800㎡)と柱材棟(1,320㎡)の建物をすべて木造で建築しました。

約10,000㎡と広大な土地にこれだけの建物が並ぶとなかなか迫力があります。

この工場についての動画も是非ご覧になってみてください。

今後当社で建築する住宅の骨組みの木材はこの工場から出荷されることになります。

もしご興味がある方は随時工場見学も受け付けておりますので、お声がけください。

完成した工場

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